昨年度11月~ 在外研究でオーストラリアのThe University of Queensland に滞在中です。公私ともども色々と勉強させてもらっています。
特定外来生物に指定されているオオハンゴンソウの地域スケールでの分布と関係する環境要因を検討した論文がUrban Ecosytemsに受理されました。3/31に受理されたので昨年度の最後の業績です。一番のメッセージは、分布をきめる環境要因を把握するだけでなくて、分布(出現確率)と環境要因の関係に注目すると、もっと色々なことがわかるよね。というものです。研究の着手から受理まで、5年かかりました。10回以上Rejectされたのと、途中でかなりの期間放置していたのが理由ですが。。Akasaka et al "The role of roads and urban area in occurrence of an ornamental invasive weed: a case of Rudbeckia laciniata L. Urban ecosystems
国立環境研時代に、着想・着手した研究が、後任の木塚俊和さんによって昇華しPlos oneに受理されました。GISの3次元解析によって、外来魚の侵入を予測する新たな方法を示している論文です。Kizuka etal Visibility from roads predict the distribution of invasive fishes in agricultural ponds. Plos one (2014/5/30)
Ecologyに受理された論文が出版されました.興味を持ってくださった方はお気軽にご一報を.
M Akasaka & N Takamura (2012) Hydrologic connection between ponds positively affects macrophyte α and γ diversity but negatively affects β diversity. Ecology 93: 967-973 (Abstract)
in pressの論文がなくなったので論文0の年がないようにちゃんと研究/論文書きをすすめなければ。。。(2012/06/14)
2度の改訂+英語修正で時間がかかりましたが,ため池の水生植物を題材に,生育地の連結性が地域の種多様性(γ多様性)に与える影響を考えた論文がEcologyに受理されました(Reportですが).
M Akasaka & N Takamura (in press) Hydrologic connection between ponds positively affects macrophyte α and γ diversity but negatively affects β diversity.Ecology
ため池ネタは,概ね解析が終わっている話があと2,3本はあるので,早めに世に出さねばです..それ以外にも順番待ちが..(2012/01/24)